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これぞ日本!な風景を取材してきた 〜富士吉田市 忠霊塔〜

まずは、この写真をご覧ください!

これは私がここ最近知った、誰かに知ってほしい景色の一つです。
手前にある赤い塔の奥に大きな富士山がどんっと構えていて、その手前には街が広がっているという、日本的な要素が満載の一枚。
赤と青のコントラストがきれいで、これが合成ではなく1枚の写真に収まっているのがなんだか不思議な感じです。

実はこの場所、年々注目度が上がっているスポットで、関東富士見百景のひとつ。Googleで「日本 風景」で検索すると、上位に必ずある写真で、最近はテレビにも取り上げられています。この景色は、「山梨県富士吉田市」にあります。

私も行ってみたい!
そのためには、まず今いる東京から山梨に移動しなくては!

思い立ったら即行動。ということで、さっそく新宿駅から富士山駅に向かう高速バスのチケットをゲットしました。朝の方が富士山をよくみることができると聞いたので、始発を予約。翌朝、新宿から富士山駅に向かう高速バスに乗り込むと、まだ少し薄暗い車内に徐々に朝日が差し込んできて、時間の流れをゆったり感じるこの時間がなんだか嬉しい。

始発だったこともあり、寝たり起きたりを繰り返していると、出発から一時間強であっという間に富士山駅に到着しました。

存在感のある駅ビル!

ここからは車で移動するので、車に乗り換えて富士吉田市内を走ります。10分ほど走ると、目的地の周辺にある駐車場に到着しました。
新宿から約2時間でほぼ目的地に到着したこともあって、体感的にも想像以上の近さを感じます。

さて、ここからが本番。
なぜなら、あの景色にたどり着くためには「398段」の階段を登らなくてはいけないのだそうです。普段運動しない私が歩み続けられるのか、少し不安…。

さて、ここがスタート地点です。
ゴールはここからは見えず、永遠に続くような階段が待ち受けています。
398段の階段に身構えながらも、少しずつ歩き始めました。

普段デスクワークばかりの私にとっては、大きな試練です。たまに休むときは、階段を振り返って、富士山と富士吉田の街並みを眺めながら深呼吸するのがオススメです。

ひたすら階段を登ると、ようやくひらけた場所に到着しました。

あの奥に見えるのは!!

目指していた風景の大切な要素である「塔」です。
塔の手前に案内板があったので、情報をまとめました。

◆名称
富士吉田市戦没者慰霊塔(俗称:忠霊塔)

◆建立の経緯
明治(1868年)以降の日本国として参戦した戦役(日清、日露、第一次世界大戦及び太平洋戦争)において戦没した市内出身者960余柱(現在1055柱)を合祀するため、市の授護会が中心となり、昭和33年8月12日に富士吉田市長を委員長とする富士吉田市戦没者慰霊塔建設委員会が設けられた。

すっかり観光名所になり、今は外国人も多く訪れる場所ですが、赤く綺麗な見た目だけではなく、建立の意味まで知っている人はどのくらいいるのでしょうか。日本の絶景観光スポットだからこそ、この場所の意味をきちんと理解したうえで、誰かに紹介できるようになりたいなと、改めて思いました。

さて、意味をしっかり理解したところで、「忠霊塔」と富士山が一緒に見える展望デッキへと向かいます!

途中でWi-Fiの看板を発見!
中央が富士山になっています。

緩やかな坂を上って、カーブを曲がり、少し進むと…

限られたスペースに人がたくさんいます。

展望デッキ到着!

みんなの視点のその先は…

やっと出会えた、「富士山と忠霊塔」の景色!
富士山の「青」、忠霊塔の「赤」、そして植物の「緑」が一枚の写真に収まり、素晴らしい眺めです。
こちらの写真、実は人物も一緒に撮ることができるらしいので、さっそく一緒に収まってみます。

Wi-Fiが飛んでいるので、テレワーカーらしい写真も撮ってみました。

実に優雅なワークスペースですが、後ろは観光客だらけなので、まず滞在はできません。残念!

次から次へとこの風景を見たい人が訪れるので、早めに場所を譲り、展望デッキを後にしました。帰りも行きと同じく「398段」の階段を降りていきます。

帰り道は富士山を見ながら降りることができます。
富士山を見ながら下りの階段とは、これまた不思議な気分。

最後に、この景色をよく知る方からいいことを教えてもらいました。
この景色は、「桜の時期になるとまた違った素晴らしさがある」のだそうです。

階段は少し大変だけど、また登ってみたい。
桜の時期にもう一度登るために、.workに戻ったら早速スタンディングワークからはじめてみようと思います。
次は階段の途中で休憩することなく、サクサク登って景色をしっかり味わえるようにがんばります!

これぞ日本!な風景を取材してきた 富士吉田市 忠霊塔 完!

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