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シルベ!に掲載されました

メディア名

シルベ! vol.11

掲載日

2021年5月1日

タイトル

多拠点で、働き方をもっと多彩に

自宅と会社、そして富士吉田市の3カ所を拠点にして働く松永文音さん。毎週のように山梨と東京を行き来している松永さんに、多拠点生活の楽しみ方を教えてもらいました。

松永文音(まつながあやね)さん 1994年東京都生まれ。2017年キャップクラウド株式会社(東京都渋谷区)入社。同社が2018年にオープンさせたコワーキングスペース「anyplace.work 富士吉田」の運営などに携わる。

ー現在、生活・仕事の拠点にしている場所を教えてください。
主に過ごしているのは、自宅がある東京都豊島区です。そして、富士吉田市のコワーキングスペース、都内にあるオフィスを行き来しています。
私は、東京生まれ・東京育ち。就職先も都内を選択し、これからも東京でずっと暮らすと思っていましたが、こうして富士吉田と関われるなんて、想像していませんでした。

ー多拠点になってよかったことは何ですか?
自分が属するコミュニティの選択肢が広がったことです。東京で仕事を始めたときは、同じ電車に乗って、同じ人と顔を合わせる毎日の繰り返しでした。多拠点居住を始めて、富士吉田の人々と関わるようになったことで東京のオフィスのメンバーとも今までよりもコミュニケーションが取れるようになりました。移動が多くなり、コロナ前は帰宅途中の新宿などで友達とごはんを食べにいくことも。いろんなところにコミュニティが発生していったので、孤独を感じにくくなりました。
あとは、日々の仕事にメリハリがつくようになりました。「集中したい業務があるから、自宅でデスクワークしよう」「富士吉田に行って、いろんな人と話そう」など、1日ごとに業務の内容を変えることで、メリハリがついたと思います。

ー多拠点生活の必需品、便利グッズなどはありますか?
1つは、大きめのリュック。移動するときに荷物が増えるので購入しました。1泊ぐらいの荷物が入り、パソコンが入るスペースがあるところが気に入っています。長時間移動に必須のモバイルバッテリーのアダプターがついていて、持ち運びも楽です。また、リュックで両手が開いた状態になるので、移動しながらいろんなことができます。
2つ目は、移動の高速バスで利用している無印良品の「ネックピロー」です。これをつければ最強(笑)。どこにいても眠れます。

ーいまの目標や、多拠点を生かしてやりたいことはありますか?
今後は、働き方や暮らし方が変わっていく社会の中で、多様な選択肢を提案する立場になりたいです。富士吉田にいるときは、ゲストハウスに泊まってみたり、働いているコワーキングスペース以外の場所で過ごす時間をつくっています。いろんなパターンを経験しながら、それぞれに合った働き方の選択肢を伝えていければと思っています。

ー高校生へ向けて、進路選択のうえでのアドバイスをお願いします!
仕事は、自分の得意なことを社会に還元するための窓口だと思っています。「これちょっと得意かも!」ということを学んだり、体験する中で、突破口を見つけていってほしいです。私も高校時代はたくさん迷いましたし、今から将来やりたいことが決まっている高校生は少ないです。迷いながらも、ぜひ高校生活を楽しんでいってください!
(取材・文/小川千幸)

取材後記
吉田高校3年 小川千幸  将来の夢 素敵なお母さん
ZOOMでの取材は、目線や相槌の打ち方など、通常とは違った難しさを感じました。自分の身をもって体験していることを、周りへのアドバイスや提案に生かしたいという、ひたむきで誠実な松永さんの姿印が印象的でした。そんな松永さんだからこそ、言葉には重みがあり、深く心に刺さりました。
私も通学は電車を利用しているので、多拠点生活ならではの移動の負担など、取材中に共感することも多く、生かしたいと思うことばかりでした。

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