INTERVIEW

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株式会社エイム
2015年設立

会社設立時から共に歩む二人の道、移住先の山梨県で見つけた“シェアオフィスの理想形” ―舞台を問わずに躍進を続ける株式会社エイム(代表取締役・西村純一さん/パートナー・松井翔さん)

会社の設立も山梨県への移住も、はじまりはいつも“人の縁”でした
(西村):株式会社エイムは、WEBサイト制作を中心に、お客様のプロモーション全般をサポートする広告代理店です。
会社設立時よりエイムとしての活動を共にする松井さんとの出会いは、起業する以前に私が勤めていた東京の広告代理店時代のこと。当時、WEB事業部の新設に伴う人員募集に応募してきたのが彼、プロジェクトの採用担当者が私でした。
しかしながら、取り扱いが紙媒体のみの広告代理店であったということもあり、プロジェクトの進行は難航。この場所では実現できないと悟り、思い切って設立した会社がエイムです。
それから数年間は、首都圏を拠点に活動していた我々ですが、3年前に本拠地を山梨県へと移転。こちらでご活躍されている税理士の方とのご縁をきっかけに、仕事・プライベートを問わずに山梨県へと足を運ぶ回数が増える中で、この土地の持つ魅力に惹かれるまでにそう時間はかかりませんでした。
富士北麓の自然を前にしてふと感じる、消えゆくリモートワークへの懸念
(松井):エイムは創業時からリモートワーク中心のスタイルだったということもあり、会社設立からしばらくの間は、私も自宅で仕事をこなす日々を送っていました。
ただ、在宅ワークは便利な反面、どうしても自宅に籠りがちになり、人によってはコミュニ ケーション不足に陥ってしまう場合もあります。
私もその例に漏れずといった環境で毎日を過ごしていたのですが、私の状況を気にかけてくださった西村さんからのお誘いもあり、すぐに山梨県への移住を決めました。
都内からのアクセスも良好で自然に恵まれた山梨県への移住は、理想のリモートワーク環境を構築するにあたり、最適な決断であったと思っています。
自分たちなりの“働くスタイル”を創出した斬新なオファー
(西村):弊社では現在、サテライトオフィスとして.workを活用させていただいておりますが、こちらの施設を最初に見つけてくれたのは、山梨県で自宅以外の作業スペースを探していた松井さんでした。
ちょうどその頃、私も.workで開催されるイベントに参加させていただき、彼から聞いていた情報と合致。すぐさま月額会員契約を考えたのですが、夕方以降も作業をおこなう我々にとって、17時にクローズとなる当時の営業時間だけはネックでした。
我々の理想とする拠点のイメージに近かったということもあり、どうしても諦めきれず交渉に踏み切ったところ、快く受け入れていただき、サテライトオフィスとしての利用契約を締結。
営業時間を21時まで延長する代わりに、夜間帯の店舗スタッフをエイムのメンバーが担当するという、特殊な契約形態と現在の.workの営業スタイルが誕生しました。
「利用者」と「スタッフ」、双方の視点を併せ持つ月額会員が語る.workの魅力
(松井):実際に店舗スタッフとして勤務する中で印象深かったのは、想像していたよりも客層の幅が広かったことでしょうか。海外から来られるお客様の姿も多く、働く場所のレパートリーが世界的に求められている時代なのだなと再認識しました。
一方、利用者として強く感じるのは、都会とはまた違った働き方ができることです。駅近にシェアオフィスやコワーキングスペースがある都会と比べれば利便性では適いませんが、富士北麓の豊かな自然に囲まれながら気兼ねなくリモートワークができる環境は、この土地に店舗を構える.workならではのメリットだと思います。
心休まる憩いのテラスは、デスクワークでのリフレッシュに最適なスポットです
(松井):客先訪問の合間や打合せ時など、短時間での施設利用が多い西村さんとは対照的に、私は大半の仕事を.workでこなしています。日中は施設利用者、夕方からは店舗スタッ フという流れがルーティーンです。
そうした日々を過ごす中で、テラスで過ごすひと時は、私の至福の時間ともいえます。ちょっとした休憩時間に、施設利用者の方との交流を深めることもできますし、頭の中を整理したい場合にもおすすめです。
根を詰めたデスクワークの際には、ぜひ富士吉田市の街並みを眺めながら、外の空気で気分をリフレッシュしてみてください。
すでに実現しつつある希望から見いだす、それぞれが見据えるビジョン
(西村):私がシェアオフィスに求めていたのは、施設を通じて出会った方々と、仕事上で互いに相談し合える関係を構築することです。山梨県へ移住してからは、松井さんが先導してコミュニケーションを図ってくれていることもあり、すでに理想は実現しつつあります。
(松井):私はWEB制作を生業としておりますが、この場所で出会うのは、私の職業では思いつかないようなアイディアをたくさん持たれている方々ばかりです。皆さんからインスパイアされる機会も多いので、そこから吸収できる部分は吸収して、何かあたらしいサービスを創りたいという想いはあります。